A derivative film work created by Acci Baba based on his contemporary artwork ‘Code of Silence’. The series of his works seeks philosophical explanation of universal law using minimal elements. Domino is used as a metaphor toward ’cause and effect”, observed by a monkey who is in a evolutionary juncture of staying as a monkey or taking a path of humankind.

立体作品’ Code of Silence ‘から派生した映像作品。本作は私たちの叡智における伝承、思想、信仰の中に存在するシンボル化された概念を引用し、最小限にまで洗練された要素で鑑賞者に「宇宙の原始」を問う作品である。作品内で用いている要素は「ドミノ・猿・白い部屋」であり、これらは「物質・生命・空間」のメタファーとして用いている。ドミノという名称の語源はラテン語でdominusと考えられており、「主」を意味する。また、このドミノは1950年代に旧西ドイツで作られていた骨董品で背面に「見ざる聞かざる言わざる」で知られる三猿が刻印されていた。三猿は欧米の俗称でCode of Silenceとも呼ばれており作品のタイトルとして用いた。倒れていくドミノは東洋観の「因果律」を隠喩しつつ、中世の哲学者ライプニッツの「予定調和」の考えの一節に触れる。スフィズムで用いられる太鼓の旋律と共に、猿はドミノがタイル状に並べられた正方形のモノリス見つめる。このモノリスは777枚のドミノで構成され、背面には2331匹の猿が刻印されている。作品内のモチーフや数字は解読後、存在の根源を担う暗示へと結びつく。唯一の生命体として表されている猿への視点へ鑑賞者を導きながら作品が示しているものを哲学・宗教学・語源学・数秘学を用いて解釈していく先にある原始の姿。古来より多くの議論を生み出してきた究極の概念に対し、制約に縛られない哲学的作品を芸術的コードとして提唱する。

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